iro-ustushiって?
パイロットさんから発売された万年筆のペン先をした付けペンです。
ペン先は細字(F)と中字(M)の2種類、それぞれに樹脂軸と木軸があります。
木軸はブラックと木目があり、どちらもペン先が2種類、計4種類、樹脂軸はノンカラーが2種類のペン先、ブルーは中字のみ、ブラックが細字のみの4種類、合計8種類が展開されています。
私は、樹脂軸のブルーとブラックを購入しました。
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2022/07/iroutsushi01-300x300.jpg)
とてもシンプルなデザインが好みです。
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2022/07/iroutsushi02-300x300.jpg)
ペン先の種類とインクを付けるガイドラインが刻印されています。
hocoroと比べてみる
万年筆ペン先の付けペンといえば、セーラー万年筆さんがhocoroという商品を出しています。
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2021/12/hocoro02-300x300.jpg)
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2022/07/iroutsushi04-225x300.jpg)
iro-utsushiの方がほんの少し長いです。
ちなみに公式サイトによると木軸は樹脂軸より12ミリ長いです。
そして持った感じですが、iro-utsushiの方が若干軽いです。
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2022/07/iroutsushi05-300x300.jpg)
軸はiro-utsushiの方が少し太いです。
そしてより『万年筆らしい』ペン先をしています。
試してみた
樹脂軸のお値段からして、パイロットさんの廉価な万年筆『kakuno』の様な書き味と想像していました。
しかし実際に書いてみるとkakunoのようなカリカリした感じはなく、もっと柔らかくとても書きやすかったです。
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2022/07/iroutsushi03-300x300.jpg)
ただ、細字と中字の差があまり無いような……。
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2019/04/chiyo.jpg)
私の筆圧の所為なのでしょうか
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2021/12/hocoro03-300x300.jpg)
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2021/12/hocoro03-300x300.jpg)
こちらはhocoroで書いたものですが、上段が細字ですが、こちらの方が細い感じがします。
万年筆だとパイロットさんの方が細く感じるのですが……。
しかし、用途や好みで使い分けできて良いかもしれません。
残念ポイント
キャップが付属していますが、ビニールチューブです。
ペン先の保護だけを目的としたもので、『オシャレ度』が今ひとつです。
気になったのはこれぐらいで、肝心の使い勝手は文句ないです。
良い書き心地なので木軸の方も使ってみたくなりました。
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2019/04/chiyo.jpg)
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2019/04/chiyo.jpg)
![](https://chiyo.jp/wp-content/uploads/2019/04/chiyo.jpg)
その内買い足すかも知れません
ちなみに今回の試筆は、セーラー万年筆さんの四季織インク『山鳥』を使いました。