のっけから言い訳しますが、私はオーディオに詳しくありません
そんな私がワイヤレスイヤホンを購入することを考えました。
ワイヤレスイヤホンを接続する機器
スマホやタブレットではなく、デスクトップパソコンです。
これまでも有線のイヤホンを使っていました。
ただ、デスク周りに置いているものやキーボードにコードが引っかかることがあり、ちょっと『いずい』のです。
ワイヤレスならこれが解消できるのではないかと思った次第です。
選定作業
とはいえ、オーディオに詳しくない身としては、スペックを見てもさっぱり分かりません。
そこで第1の条件を『5,000円以下で買えるもの』としました。
これでも歴代所有イヤホンの最高額だったりします
後は、Google先生にお伺いを立てて、表示されたページを見ながらなんとなく(!)で選びました。
正直、博打のようなものです。
そして選んだのがオーディオテクニカ ATH-CKS330XBTです。
色はブラックにしました。
予算以内であることに加えて、20時間連続再生というのが決め手になりました。
使い心地
Bluetoothの接続設定は簡単にできました。
説明書には、スマホとの接続方法しか書かれていませんが、パソコンも似たようなものです。
イヤホンの電源を入れて、パソコンの設定画面からBluetooth機器の追加を選択すれば一覧に型番が表示されるので、それを選択すればOKです。
ちなみに充電は、イヤホン側の端子がUSB-Cですので、所有のタブレットとケーブルを共有することが出来ます。
そして肝心の音の感じですが……。
耳元ではなく、頭の中で音楽が鳴っているような感じです。
それまで使っていたイヤホンより細かい音をきちんと拾っていました。このあたりは多分お値段の差かと思います。
遅延
ワイヤレスイヤホンはその構造上、遅延が発生することがあるらしいです。
ここはちょっと気になるところではありました。
そこでYoutubeの動画で確認してみました。
選んだのはよく見る羽生結弦選手の演技動画です。
音ハメの達人ですから、これがズレてしまうのは問題です。
『Let me entertain you』、『天と地と』(2020全日本選手権)、『バラード第1番』『SEIMEI』(平昌五輪)、『オペラ座の怪人』(2014GPF)と特に音ハメバッチリな演技を立て続けにみましたが、搭載されている低遅延モードにしなくても大丈夫でした。
これで安心して使うことが出来ます。
このイヤホンに限らず商品紹介やレビューのページをみても一般的需要が少ないからか、和楽器の聞こえ方について言及しているものはありませんでした。
あくまで私が感じたレベルですが、『天と地と』の琵琶はとてもよく響きます。反対に『SEIMEI』の龍笛は少し抑えめな感じでした。
ちょっとトラブル
使用して3日目に突然起きました。
食事のため、小一時間離席して戻って来たら、何故か接続が切れていました。
それだけならまだしも、再接続を試みてもエラーになりました。
一旦イヤホンをデバイスから削除して再度ペアリングをしようとしたら、いつまで経っても認識されず一覧に表示されません。
この状態でスマホのBluetooth設定をみてみると、こちらにはちゃんとイヤホンが表示されています。
つまり問題はパソコン側にあります。
取りあえず、再起動してみました。
あっさりとペアリングできました
再び問題なく使えるようになったので、いいのですが、一体何が原因で認識できなくなったのか謎なままです。
まとめ
謎なトラブルはありましたが、有線のイヤホンで感じていた『いずい』状態は解消されたので、ワイヤレスイヤホンを導入して良かったです。
これでちょっと気が大きくなって、完全分離型も試してみたいなと思ってしまいました。
すぐに買い足したりはしませんがいつかは……。
『いずい』とは、仙台弁です。
標準語にするのが非常に難しい言葉なのですが、あえて言えば『しっくりこない』とか『違和感がある』といったところでしょうか。