岩沼屋は秋保温泉の老舗旅館です。
2020年5月に大江戸温泉物語に経営が譲渡され、11月にリニューアルオープンしました。
その岩沼屋さんに宿泊してきました。
オールインクルーシブサービス
リニューアルして一番変わった部分です。
基本的に全部コミコミです。ウェルカムドリンク、夕食時の飲み物、湯上がりのビールやアイスキャンデー、お夜食のカレーうどん等、利用時間が限られていますが全部無料です。
お高いプランだとバーラウンジの飲み物も無料です。
夕食時の飲み物も無料だからと言って選べるものが少ない訳ではなかったです。
全部を把握することは出来ませんでしたが、アルコール類ではビール、日本酒数種類、秋保醸造所のワイン、ジン、ウォッカなどがありました。ソフトドリンクも豊富でした。
焼酎もあったような気がします
朝食時にもスパークリングワインが用意されていました。
ハンドルキーパーだったので飲みませんでしたけど……。
個人的に良かったのはアイスキャンデーですね。
お風呂上がりに食べたくなっても、財布を部屋に置いてきた、なんてこと良くありますから。無料で頂けるのはありがたかったです。小さめのサイズですが、複数の味が用意されていました。
選べる浴衣
お部屋に用意されているのは、羽織と帯だけです。
浴衣はロビー脇に一括で置かれていて好きなものを選べるようになっていました。
大人用は7種類で、それぞれ4サイズ展開でした。
傾向の違う浴衣を選んだのは私です
食事
夕食
会席料理です。
紙がかかっているのはお造りです。
この他に天ぷら、ご飯、味噌汁、デザートがつきました。
一見少なそうに見えますが、中々のボリュームでした。
宮城県内の食材をメインで作られていて美味しかったです。ただ、天ぷらがちょっと冷めていたのが残念でした。
朝食
こちらも御膳です。
海苔、漬物、梅干し、納豆はお好みで。
御膳は1段にそれぞれ3つの小鉢が入っています。そのうち1つはフルーツですが、それでもボリューム充分です。
おまけ
売店ではお部屋に用意してあったお菓子や夕食に出ていたお酒類を始めとして、沢山のお土産が売っていますがその一角にこれが飾られていました。
羽生結弦選手の写真とサインです。
売店の外からも見える位置にありました。
新型コロナウィルス対策
このご時世ですから色々な対策が取られていました。
到着時
入り口で体温の計測がありました。
さらに問診票と宿泊者全員の連絡先の記入を求められました。
スタッフによる部屋への案内や説明などはありませんでした。
部屋
お布団は予め部屋の隅にたたまれてありました。使いたい時に引っ張るだけになっていました。
チェックインからチェックアウトまで宿泊者以外は部屋に入らない仕様になっていました。
洗面所には、宿泊人数×2の紙コップが用意されていて、歯磨き時にコップを使い回さなくて済むようになっていました。
部屋から出る際はマスク着用です。
またエレベーターは『6人以下での使用』となっていました。
私が宿泊した部屋は最上階でしたので、呼んだエレベーターには問題なく乗れましたが、中間の階は止まるけど中に人がいて乗れないということがあります。
食事処やラウンジ
入り口に消毒液が用意されていました。
飲み物類は所謂ドリンクバー形式ですが、ここにも消毒液がありました。さらに使い捨ての手袋が用意されていてこれを付けて飲み物類を取ることになりました。
同様の設えは、湯上がりコーナーにもありました。
飲み物に使用するのは使い捨てのプラカップで、ソフトドリンクの瓶などはスタッフがこまめに下げていました。
番外編 スーパーさいち
秋保に行ったらここでおはぎを買って帰るのが定番です。
岩沼屋からは徒歩3分とものすごく近くにあるので、外すわけにはいきません。
ということで帰りに寄ったのですが、店の外まで行列になっていました。それでも地の利があった分マシだったようで、購入後店外に出た時には、外の行例が倍ぐらい伸びていました。
おはぎを置いてある棚には一方通行にして、できるだけ混み合わないように工夫はされていましたが、この1泊2日で一番『密』だったのはここです。
消費期限が当日なので、前日の空いている時間に購入しておくことが出来ないのです
まとめ
感染対策で多少の不便は感じつつ、感染拡大の不安もありつつの1泊2日でしたが、久しぶりの温泉を楽しんできました。
心残りは、ボケッとしていて夕食後にお風呂に入り損ねたことです。夕食前に1度入ったことでちょっと満足をしていた所為もあります。せっかくの入れ替え制だったのに片方の大浴場しか利用できませんでした。