hocoroって?
セーラー万年筆さんから発売される万年筆のペン先をした付けペンです。
hocoroというちょっと変わったネーミングは、『つぼみがひらく』の『ほころぶ』が由来だそうです。
amazonの先行発売で購入しました。
細字とカリグラフィーにも使える1.0mm幅の2種類のペン先が入ったセットです。
amazonでの先行発売は、ペン先が2種入ったセットのみですが、1種のみのものやペン先だけのものもあります。
ペン先だけを売ってくれるのはとてもありがたいと思います。
試してみた
届いた時の印象は、『小さい』でした。
ただ、ペン先を付けてみると、手持ちの万年筆のキャップを外した長さと大差ないです。
軸は細めです。
良いと思ったところ
軸の一部が平らになっていて、ペン先を付ける角度に悩まなくてすみます。
ペン先を『カチッ』と音が鳴るまでしっかり差し込めば使える状態になります。
そして一部が平らになっているので、机の上で転がったりしないのもありがたい仕様です。
キャップが無い変わりに、ペン先を軸内に収容できるのも良いです。
使わない方のペン先をどう保管するかは考える必要がありますが
イマイチかもしれないところ
全体的に細い軸ですが、持つ辺りがさらに細くくびれています。
私は手が小さいので全く気にならなかったのですが、手の大きい人には軸の細さが気になったり使いづらいかもしれません。
書いてみた
細字は、結構カリカリした書き味でした。同じセーラー万年筆のプロフィットJr.よりパイロットのKAKUNOに近い気がしました。
1.0mm幅は、思ったよりしなります。細いところと太いところがはっきりしていて面白いです。
どちらのペン先もガラスペンほどには、インクを貯められないのでこまめにインクにつける必要があります。
ただ、付けペンよりは使いやすいし、使い手があると思いました。
万年筆に吸わせていないインクが色々とありますので、それらの出番を増やしてあげるにはいいツールだと思います。
というか積極的に使っていきたいです。
そしてこれ以外のペン先が発売されることを期待したいです。
尚、セーラー万年筆純正のインク以外を使用しての不具合、故障は保証対象外です。
くれぐれも自己責任で使うようにしましょう
ちなみに今回試し書きに使ったのは、TONO&LIMSさんの『Miyagi』です。
今度はラメ入りインクで使ってみたいです