そうだ、連用日記にしてみよう
去年の夏、ふと思い立って1行日記を始めました。
強引に書く事をひねり出した日もありますが、三日坊主になる事なく続いています。
書くのに困る日がある一方、『もうちょっと書きたいな』と思う日も出てきました。だからといって、1日1ページの普通の日記帳は絶対に持て余します。断言します。
そこで連用日記なら何とかなるのではないかと思いました。
連用日記とは
1ページが複数の年にわたって書く事が出来るようになっている日記帳です。
2年目以降は、『○年前の今日はこんな事をしていた』などと比較出来るようになっています。
複数年かけるようになっているので、その分1日の書くスペースは小さくなります。
かける年数も様々で、2年、3年、5年、10年といった種類があります。当然年数が多い方が書く欄が小さくなります。
1行日記を発展させる程度でいいので、スペースの大きさとしては10年がマッチしました。しかしさすがに10年続けられる自信がありませんでした。また10年連用は日記帳自体が大きいものが殆どでした。サイズとしては、A5またはB6が良いと思いました。
という事で、連用日記を探す条件は以下の通りにしました。
- 5年連用
- 大きさはA5またはB6
- 万年筆で裏抜けしない事
各メーカーのサイト、使っている方のブログ等など色々と読みました。
中でもやはり3番目の万年筆問題がネックとなりました。私の探し方の問題かもしれませんが、連用日記で万年筆に言及していることが少なかったです。
万年筆が裏抜けしない5年連用日記
ほぼ日5年手帳
- 見開き1日
- 年、曜日の記載あり
- 180度開く
見開きで左側のページだけが5年に区切られています。右側のページはフリーページになっています。つまり基本的に左側のページしか埋まらない事になります。
実はこれ、1冊持っています😅 2019年版です。
趣味の活動記録のために購入しました。書く日の方が少ないスカスカ状態ですが活用しています。万年筆で裏抜けしない事もばっちり確認しています。
『条件に合うし、悩む事ない』とも思いました。表紙の色が複数から選べて、お値段がもうちょっとリーズナブルであれば迷わなかったかもしれません。
ミドリ(デザインフィル)5年連用日記
- 見開き2日
- 年、曜日の記載なし
日は予め記載されていますが、年と曜日は自分で記入していく形になっています。
高橋 5年卓上日誌
- 見開き4日
- 年、曜日の記載あり
- 180度開かない
1ページが2日分ですので、書くスペースが他のものの半分です。私にとって丁度いいスペースです。
マークス 5年連用日記
- 見開き2日
- 年、曜日の記載なし
- 180度開く
○年後までに実現したい事、そのためには何時までに何をするか等を書くページが用意されています。月ごとの総括欄も世間とプライベートの2つあります。
ペイジェム メモリー5年連用
- 見開き2日
- 年、曜日の記載あり
定番のものもいいですが、2020年特別版の表紙がすごく好きです。
連用日記選考手帳会議
まず脱落したのがほぼ日5年手帳です。既に1冊持っているので他のものを使ってみたいという気持ちが勝りました。
そしてミドリの連用日記。同じくMD用紙を採用している『日の長さを感じる手帳』を使用しているので、万年筆に適している事は分かります。ただそれ故やっぱり別のものを使ってみたいと思ってしまうのですよね。ということで、今回は見送りました。
高橋の5年卓上日誌は、フォーマットとしてはすごく好きです。しかし180度開かない事が、書く時読み返す時にストレスになりそうだと思いました。
残りの2つ。
マークスとペイジェムは本当に迷いました。迷って迷って選びきれず・・・両方買いました😅
手元に届いた2冊のあっちを見たり、こっちを開いたり・・・開く度に『こっちがいいな』と思ってしまうのですよね。
ちなみに開いた時の状態は以下のようになっています。
上がペイジェムで下がマークスです。
どちらも手で押さえなくても開いていますが、マークスの方がより開いています。
ようやく決定
迷いに迷って選んだのは・・・。
マークスです。
不意に気付きました。
年が入っていないということは
過去に遡る事も出来ますね
そうです。31行手帳に書いていた分を転記してしまえば1冊にまとまるのです。1日1行しか書いていませんから転記もさほど時間はかかりません。
ちょっとずるいかもしれませんが、誰に見せるものでもありません。自分が管理しやすければそれで良いと思います。
この日記、年が入っていないということは祝日の記載もありません。そこで暦生活の行事シールを貼ってちょっと分かりやすくしてみました。
尚、日記としては不採用となったペイジェムですが、別途使い道は考えてあります。寝かせるようなことはしません。